おしゃれなカフェを作るコツ！内装デザインの決め方・ポイント

集客力の高いカフェを作るなら、おしゃれな内装デザインは欠かせないポイント！内装がおしゃれなら、お客様が写真に撮り、SNSなどで広めてくれる効果も期待できます。
とはいえ、おしゃれなカフェは無限にあるため、どんなところに気を付けてデザインすればいいのか迷ってしまいますよね。そこで、おしゃれなカフェの内装をデザインするコツとポイントをご紹介します。

カフェのコンセプトを決める

カフェの内装デザインを考える前に、まずはカフェのコンセプトを決めておきましょう。コンセプトとはお店の経営上の軸となるものです。コンセプトが明確だと内装デザインのアイデアも出しやすくなるでしょう。
カフェのコンセプトを考えるときは「5w1h法」を活用するとスムーズです。

5w1h法とは

5w1h法にスタイル（style）と価格設定（How much）を加えた「1s5w2h法」で考えるケースもあります。
コンセプトの設定はライバル店との差別化やファンの獲得などに役立ちますので、時間をかけて決めましょう。

周辺エリアのカフェをリサーチする

コンセプトが決まったら、それに基づいてリサーチを行います。まず、カフェを出店する場所の周辺にある人気カフェをリサーチし、どのような客層が来店しているのか、価格設定や提供しているメニュー、内装デザインなどを調べます。
何もないところからデザインを考えるのは困難ですので、お手本となるお店を見つけて、どのような点が良かったのか、店内の雰囲気や客層・印象などをメモしておきましょう。
自分のお店の内装デザインを考える上で大きなヒントになります。

内装デザインのテイストを決める

ひと口におしゃれなカフェの内装といっても様々なデザインテイストがあります。代表的なデザインテイストをご紹介しますので、どのテイストが自分のお店のイメージに近いのか考えてみましょう。

1.自然派、ナチュラル

温かみのあるウッド系のインテリアを取り入れたデザイン。大き目の観葉植物や籐かごなど自然のアイテムをたっぷり配置することで、森の中にいるようなやすらげる雰囲気のカフェになります。

2.シンプル、スケルトン

無駄な装飾を省いたシンプルでミニマルなデザインが特徴。コンクリートや配管がむき出しになったスケルトン天井など、極力色味を抑えてシンプルに仕上げた内装デザインです。黒系を多くするとスタイリッシュに、白系ならカジュアルにと、アレンジしやすい点もメリットです。

3.レトロ、ヴィンテージ、アンティーク

いま若い人の間でレトロな喫茶店が大人気。年代物の家具やインテリア雑貨で、どこか懐かしい雰囲気を作り出します。ダークブラウンの床やレンガの壁など、重厚感があって落ち着いた内装デザインがおすすめです。

4.ラグジュアリー

まるでホテルのような、高級感のあるデザインテイストのカフェ。床にじゅうたんを敷いたり、白いテーブルクロスを掛けたりして非日常感を演出します。
漆喰の壁や大理石の床など、高級な素材にこだわって内装を仕上げましょう。

5.ポップ、キュート

赤やピンクなどカラフルな色使いで仕上げた内装は、若い女性やカップルをターゲットとしたカフェにピッタリ。どこを切り取っても写真映えするような内装デザインは、SNSを通じた宣伝効果でお客様を引き寄せます。

6.和風、モダン

古民家などをイメージさせる和風の内装デザインは、幅広い客層から人気。障子や畳などを内装に取り入れ、ほっとくつろげるような雰囲気に仕上げるのがコツです。
またシックなデザインに和風を取り入れた「和モダン」のデザインテイストも、人気の高いスタイルとなります。

おしゃれなカフェにするために重視したいポイント

「おしゃれなカフェ」を作る条件は内装デザインだけではありません。
内装以外でこだわりたい3つのポイントをご紹介します。

1.清潔感

どんなにおしゃれな内装デザインでも清潔感がないお店はお客様から敬遠されていまいます。座席まわりや床の清掃をしっかり行うのはもちろんのこと、お店に飾ったインテリア雑貨などに埃が溜まっていないか、窓や外観に汚れがないか、こまめにチェックしましょう。

2.居心地

コンセプトやデザインテイストが違っても、カフェがゆったりお茶を楽しむ空間であることは変わりません。
隣のテーブルとの距離が近すぎないか、レジやトイレへの導線は適切か、椅子の座り心地が悪くないかなど、様々な視点から居心地の良さを追求してみましょう。

3.統一感

一つひとつはおしゃれなのにテイストがバラバラだとおしゃれなカフェには見えません。
内装デザインのテイストがブレないようにコンセプトをしっかり決め、それに沿う物だけをセレクトするように心がけましょう。

まとめ

おしゃれなカフェの内装デザインにするためには、コンセプトを明確にすることと、デザインテイストに合うものだけを選び抜くことが大切です。
また、居心地や清潔感などにも目を配り、多くのお客様に愛されるお店作りを目指しましょう。