最終更新日:
2025年9月9日

Q.飲食店の内装工事を予算内で仕上げるコツを知りたいです

飲食店の開業にあたり、店舗の内装工事を検討しています。できるだけ費用を抑えたいと考えているのですが、設計や施工の段階でコストダウンできる具体的な方法やポイントがあれば教えていただきたいです。
例えば、居抜き物件の活用や素材選び、DIYで対応できる部分、設備の選定、見積もりの取り方など、実際の現場でよく使われている工夫や注意点があれば、ぜひご教示ください。
また、初めての開業なので、見積もり依頼時に伝えておくべきことや、施工会社とのやり取りで気を付けるべき点などもアドバイスいただけると助かります。
どうぞよろしくお願いいたします。

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回答総数 1
  • 株式会社コスモデザイン企画宮上悠吾

    1. 優先順位を明確にする
    「お客様に見える部分(客席・外観)」と「見えない部分(バックヤード・厨房)」でメリハリをつける。店のコンセプトを伝えるために重要な部分に投資し、それ以外はシンプルに抑える。

    2. 居抜き物件を活用する
    厨房設備・排気・グリーストラップなどが残っている物件を選べば大幅にコスト削減できる。新設が必要な場合は100万円単位で費用が上がるため、物件選びが最も重要なポイント。

    3. 素材・仕上げを工夫する
    本物の無垢材や石材ではなく、化粧板・シート仕上げをうまく使う。
    壁紙や塗装を工夫すれば「低コストでも高見え」できる。
    床材は耐久性を優先して選び、装飾的な部分は最小限に。

    4. 設備工事のコストを抑える
    電気容量や給排水の工事は隠れた大きな出費。
    物件の「既存インフラ」が十分かどうかを確認し、不足する場合は早めに見積に反映する。

    5. DIYや既製品の活用
    照明器具、家具、装飾小物は既製品を活用する。
    棚やパーティションなど簡単な部分はDIYで追加するとコスト削減になる。

    6.相見積もりをとる
    内装業者によって得意分野や価格が異なるため、必ず複数社から見積もりを取る。「一式見積もり」ではなく、できるだけ項目ごとに詳細が出ている見積を比較する。

    7. 工事範囲を最初に確定する
    工事が始まってからの追加変更はコストが跳ね上がる原因。
    事前にプランを固め、必要な部分と不要な部分を明確にしてから着工する。

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