用途に合わせた別々の内装にこだわったホテル - 東京都のホテルのデザイン施工事例

エントランス、ラウンジ、客室といった用途ごとに明確なコンセプトを設定し、それぞれに全く異なる内装デザインを採用しています。ゲストが空間を移動するたびに表情が変わり、滞在そのものが体験として印象に残る構成を意識しました。
レストランや客室には大きな開口部を設け、自然光をたっぷりと取り込む設計としています。外光が室内の素材感を引き立て、時間帯によって異なる光の表情を楽しめる、開放感と心地よさを重視した空間です。

一方で、ラウンジやバーはあえて光量を抑え、間接照明を中心に計画。壁面や天井に柔らかな光が広がり、落ち着きのある大人の雰囲気を演出しています。明暗の対比によって、喧騒から離れて過ごす“静かな時間”を感じられる場所となるようデザインしました。
空間ごとに異なる魅力を持たせつつ、建物全体としては統一感を保つよう意識したバランスの良いインテリア計画です。