既存建物の特徴的な開口部を、レイヤー状に連続反復 - 東京都の美容院・美容室・理容室のデザイン施工事例

・個人店ならではのシェアサロンに少し個性を据える為、既存建物の特徴的な開口部を、レイヤー状に連続反復させ、印象的な間仕切りを造作。

・ガラス上部の透過性を上げることで、店内全体に空間の広がりを与えつつ、立ち作業のスタイリストからは全体を見渡せ、座る人からの視線は遮り、視線をコントロール。

・既存の建物は、渋谷駅前狭小敷地/特有な建設時期/当時のオーナーは直木賞作家でもある有名人など、背景の強い建物。既存の要素を内装デザインと引用し、デザインに建物の背景を宿らせるという、もう一つの意味を持たせ、文化的価値のある空間に。

・不動産表記はRC造なのに、実際は解体してみたらSRC造であり、想定していた梁や壁をスケルトン現しに出来ない状況で、デザインの方向性を解体後に大きく修正。高家賃でスピード感を求められるなか、臨機応変に進められた良いプロジェクトでした。