空間コンセプトは “Crossing” - 東京都の学校・塾のデザイン施工事例

英会話スクールの空間デザイン。
TORAIZは、1年1,000時間の学習で、「本当に英語で話せる力」を身につけることができる、日本人の専任コンサルタントと専任ネイティブ講師が2人でサポートする英語習得プログラム。弊社のデザインにより、小規模好立地に対してデザインした案件としては2件目になる。

DESIGNESSでTORAIZに向けて思索した空間コンセプトは “Crossing”とした。世界中では様々な目的や国籍、文化などが異なる人達が交差する。TORAIZに一歩踏み入れることは、可能性を広げる大きな一歩。ここでは、TORAIZを通して日本を超えて海外にチャレンジする生徒がアクティブに活躍できる場として、飽きのこない空間をつくること、落ち着きのありながらも個性＝クリエイティビティを構成することを、空間へシンプルに積み上げた。

TORAIZでは空間を大きく3種類の壁紙のマテリアルで構成している。1つ目はコーポレートカラーでもあるネイビー。これは運営しているTORAIZ・トライオン株式会社を意味している。2つ目に濃い木目にストライプの入ったトラッドなデザイン。これはTORAIZの運営に欠かせない講師陣を意味している。3つ目は薄いグレーのブリックの積層されたデザイン。これは受講している生徒とした。その3種類の壁紙を斜めに貼り分けるカッティングエッジなデザインとし、異素材が交わることで生み出される調和を企図した。

空間全体としては明るく、クラッシーな煌めいた演出として生徒の本気度を高める温度感を大切に設計した。輝く空間構成は明日への活力となる。

踏み出す小さな一歩は、新しい自分への大きな一歩へ。
自分なりのスタイルを積み上げ、交差する、“Crossing”することが更なる成長をさせてくれる。